PIASマリアージュでは、これまでの人生で一度も恋人ができたことがない男女や、ほんの短期間のデート経験しかない男女も大歓迎です。
社会人として最低限度の身だしなみ、清潔感、時流に合った服装、女性ならメイクなどはクリアできている、という前提で、
気になる異性も過去にいたけれども、なぜかこれまで全く「親密になれなかった」という方。
そのような方は、会話に問題があるのかもしれません。
問題があるといっても、ダメな会話をしている、という意味ではありません。「親密になるための会話」が出来ていないのではないか、と思うのです。

結婚相談所の婚活では、見た目が並レベルであれば、お見合いが全く成立しないということはほぼ無いと思います。出会うだけであれば、おそらくほとんどの方が可能です。(もちろん、これだけでも入会した意義はあると言えるのですが!)
しかし、お見合いが成立してプレ交際となっても「親密になるための会話」がうまくできないために、お相手が早々に去ってしまうということがあります。こうした残念な事態を防ぎ、お互いがどんどんお相手を好きになって、成婚できるような会話をカウンセリングで具体的に指導します。
これまでとは違う会話を身につけることによって、あなたの婚活は成婚に向けて大きく動き出すでしょう。
「世間話」ではダメな理由
プレ交際で、ただ食事と当たり障りのない会話をしていては先に進みません。流行りものの話とか、世間話をしていればそれなりに楽しく時間は過ぎていきます。
しかし、お相手は「これって単なる暇つぶし?」「馴染みの美容師さんとのおしゃべりと大差なくない?」と感じ始めます。
そして「特に悪くはないけど、良くもなんともない人」という印象になり、さらに「実は私に大して興味無いのかもしれない」という思いになれば交際が終了します。
会話の「深化ポイント」をつくること
デート1回ごとに、会話が「深化」して親密になっていく「深化ポイント」を作ることが、関係を発展させる上で必要です。
会話の導入は、普通に世間話でもなんでもいいです。今日の出来事、芸能人の話題、仕事のこと、服装をほめるなど、ごく普通に自然な流れで会話をしていきます。
しかし、会話しながら頭の片隅で「極めて個人的な内容に踏み込めるタイミング」を探します。例えば、お相手から、平日のランチは自分でお弁当を作って持って行っている、ということを聞けたとします。もし自分は外食派なら
「お弁当を毎日作るなんてすごい、エライですね!自分にはなかなか出来ません」と、お相手を褒めるところまでは普通でしょう。ポイントはその先です。「そうなんですねー。私の職場の近くは安くておいしいランチがあって、、、」など、どうでもいい話に持っていってはダメです!
「お弁当っていえば、高校生の時は母親に作ってもらってましたけど、なんか量がすごい多くて、太っちゃったんですよ当時(笑)。でも残すと母に申し訳ないし、おいしかったから全部食べてました。母は料理好きな人だから、楽しんで作ってるみたいだったし。〇〇さんは、料理が好きなんですか?」
例えばこんなふうに、自分の「個人的な話」を交えて、お相手に興味を向けていきます。
上記の内容では、
・高校時代の自分の様子 ・母親の様子と親子関係 ・このエピソードから垣間見える性格(相手を思いやって全部食べる性格)
など、極めて個人的な情報がお相手に伝わっています。また、ここからお互いの「高校時代の話」に発展しても良いですし、「親との関係の話」に発展することもあるでしょう。こうして、世間話でない、お互いについての「極めて個人的な会話」に「深化」させることが出来るのです。
「深化ポイント」の積み重ねで関係が深まる
もちろん、一気に会話を深めようとすると無理がありますし、深刻になりすぎても疲れます。上記のような軽い話題から、楽しく少しずつ深化させていきましょう。
仕事帰りのお食事デートなどで、お相手が仕事の愚痴や悩みなどを話した時には、大きなチャンスです。お相手の味方になり、興味を持って聴いていきます。
「ええっ、そんなことを言う上司なの?それは辛くなって当然だよね。その人は、いつもあなたに対してそんな感じなの?、、、そうなんだ。今まで、どうやって我慢してきたの?」
と、お相手に興味を示し続けましょう。お相手の内面や経験に興味を持ち、お相手を理解しようと興味を持ち続けることがポイントです。安易に「そんなこと言う上司は、無視していいよ!そんなの気にしないほうがいい」と、アドバイスをしないでください。最終的にそういう結論になるのは構わないのですが、事情をよく聴きもしない時点でのアドバイスはマイナスになります。
人は誰でも、「理解者」を求めているものです。もしもあなたが、お相手を一生懸命理解しようと努力するなら、あなたはお相手にとって、他とは違うかけがえのない唯一の人になる可能性が高まります。
「理解者」を切り捨てようと思う人はいないからです。
PIASマリアージュでは、会員の皆さまのデート報告から、いかに深化させていくかを個々にアドバイスしています。私は心理士として有料カウンセリングもしていますので、他社相談所で活動中の方がご相談いただくことも可能です。ご参考になれば幸いです。